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2007年07月21日

富岡八幡宮 祇園舟流し

guionbune03.jpg富岡八幡宮は京急富岡駅から徒歩10分ほどの小高い山の上にあります。
祇園舟流しは、800年以上も続く横浜の夏の代表的な行事の一つです。
青茅(あおかや)を束ねて70×50センチほどの楕円にした祇園舟と御幣(ごへい)に一年間の罪穢れ(けがれ)を託して沖合いから流す夏越しの祓え(はらえ)と、収穫した麦の初穂を海の神にお供えし、五穀の豊穣と海の幸の豊漁に感謝するという要素が一緒になった神事として伝えられています。

guionbune01.jpg舟の上にはお供え物として小麦の粉を敷いた折敷に大麦の粉で作った団子をのせ、舟の縁には1年分12本の御幣を立てます。
当日は、八幡宮神殿で大祭式が行われ、八幡宮神前に供えられた茅舟はお祓いを受け、その後浜まで運ばれて、2艘の木造の専用船に移され、沖合いへ運ばれます。潮の流れのあるところで祇園舟を2艘の船の間から海へ流します。帰路は2艘が岸まで全速力の競漕で帰ってくるという勇壮な様子もこの行事の見所のようです。
guionbune02.jpgこの日は、台風4号が関東に近づいていて前日から雨が降り続き、午前中は時折激しく降っていたため、茅舟を沖に流すのは波浪注意報が解除され安全が確認されてからということで、お祓いまでが八幡宮で行なわれました。
海へ漕ぎ出す姿を見ることができなかったのはとても残念ですが、台風では仕方ありません。
このような悪天候それも台風というのは今年が初めてだと宮司の方がおっしゃっていました。



guionbune04.jpg昔は八幡宮の前には海岸が広がり海水浴に訪れる人たちでにぎわっていたそうです。埋め立てられ、海はだいぶ遠くなってしまいましたが、この祇園舟流しは、現在でも優雅な雅楽の音と共に昔ながらに行われています。
平成2年には横浜市無形文化財に指定されました。

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戸塚宿 八坂神社のお札まき

ofudamaki01.jpg今年も7月14日に戸塚区にある八坂神社で「お札まき」が行われました。
男性十数人が、姉さんかぶりにたすきがけの女装をして唄いながら町を練り歩き、5色のお札を渋うちわで空に撒くというもの。このお札を家の戸口や神棚に貼ると厄霊除けになると伝えられ、人々はこのお札を拾い集めて家に持ち帰るのだそうです。

ofudamaki03.jpgお札まきは、江戸時代から続く厄除けと五穀豊穣を願う神事で、江戸中期には江戸や大阪でも行われていましたが、やがて消滅してしまい、今では通称「お天王さま」と呼ばれるこの戸塚にある八坂神社だけとなっています。
JR戸塚駅から旧東海道へ出て左へ道なりに少し行くと、右側に戸塚宿澤邊本陣跡の木柱と、明治天皇戸塚行在所(あんざいしょ)と書かれた石碑があります。
そこから数百メートル行った右側に八坂神社はあります。
ofudamaki02.jpgこの日は、関東に台風4号(マンニィ)が近づいていたため、朝から降り続く雨の中でしたが、夕方のお札まきが始まる時刻には、町の人たちが神社にお参りをし、境内に集まってきていました。
雨のため、神社にある舞台を使ってお札まきが行われました。女装した男衆が輪になって♪天王さまは囃すがお好き♪とボテカツラをかぶった音頭取りの風流歌にあわせて踊り手が唱和しながら回ります。

ofudamaki04.jpg唄が終わると、「正一位八坂神社御守護」と書かれたお札を音頭取りが渋うちわで撒き始め、観ていた大人も子供も嬉しそうに空を舞い落ちるお札をつかんだり、拾っていました。その後、男衆たちは町内を練り歩き、商店や家の前でお札が撒かれました。
昔から続くこのお祭りでは露店もたくさん出て、子供にとって夏の何よりの楽しみであり、大人にとっても子供の頃を懐かしみながら夏の訪れを感じる行事なのだなぁと思いました。

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